いざ、参らん

寺社仏閣へのお参りの記録

大山阿夫利神社

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大山阿夫利神社 下社拝殿

 

今年も遅まきながら、初詣を兼ねて厄除け祈願に行ってきました。

大山阿夫利神社

参拝したのは伊勢原市にある大山阿夫利神社です。

こちらは江戸時代には庶民が大山講として年間20万人もが参拝したといわれています。

そして、この「大山詣り」の歴史的な魅力が評価され、昨年には日本遺産に認定されました。

参照先:大山阿夫利神社

御神徳

オオヤマツミを御祭神とする。

このオオヤマツミは、富士山の御祭神である木花咲耶姫の父君にあたる。

そのことから「富士に登らば大山に登るべし、大山に登らば富士に登るべし」と伝えられ、富士山と大山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われたそうです。

ご由緒

およそ2200年余前、第10代崇神天皇の時代に創建され、関東総鎮護の霊山としてご崇敬を集めてきたそうです。

源頼朝公を始め、徳川家など代々の将軍が武運長久を祈って参拝に訪れたとされます。

また、源頼朝公が刀を納めたことが起源とされる、巨大な木太刀を担いで上り納める納太刀の様子が多くの浮世絵や落語に描かれています。

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参拝者

節分祭、江戸時代から続く「大山講」、江戸幕府が僧侶と修験者の諍いを解決するために命じたとされる「大山能」、紅葉ライトアップなど四季折々に様々な催しが執り行われるに合わせて参拝客が訪れています。

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境内からは相模湾江ノ島、横浜方面まで見渡せます

御朱印

拝殿と客殿の間にある授与所でいただくことができます。

お守りや御札を販売しているところで巫女さんにお願いすると、番号札を渡され5分ほどで返ってきました。

お布施は300円でした。

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左は祈祷後に貰い受ける御札です

明治神宮

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 なんと御社殿の写真を撮るのを忘れるという…

3月末、友人の結婚式の後に駆け足でお参りしました。

目次

 

明治神宮

言わずと知れた明治神宮、実は初めて訪れました。

外苑と内苑に分かれ、絵画館やスポーツ施設なども併せ持つ、国内有数の大きな神社です。

参照先:明治神宮

 

御神徳

明治天皇昭憲皇太后がお祀りされています。

歴史

明治天皇昭憲皇太后がご崩御されたのち、縁の深い代々木の地に1920年11月1日にご鎮座となりました。 

その際には、日本各地、樺太、台湾などから約10万本もの樹木が奉献され、現在では70万平方メートルの豊かな森となっています。

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大鳥居

参拝者

初詣は例年日本一の参拝者数を集める神社としても知られます。

また海外からの観光客も多く訪れ、大型観光バスでツアーも組まれています。

また、加藤清正が掘ったと言われる清正井(きよまさのいど)はパワースポットとして人気です。

御朱印 

普段は御社殿横の神楽殿で受付されているようですが、この日は参拝客が多かったからか神楽殿向かいに専用のコーナーが設けられていました。

同時に御三方が延々と書き続けていて、会計をしたり御朱印帳を開いて誘導したりと巫女さんもかなりの人数が配置されていました。

ちなみに、御朱印をいただくためのお布施は500円でした。

並んで待っている人のためにロープで行列順が整理されていたので、日中はかなり混雑していたようです。

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神職さんかバイトさんかは不明

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一緒にポストカードがもらえます

結婚式

ちょうど本殿から出てくるところを見ることができました。

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和装の結婚式、素敵だけど場所が場所だけに参拝客を止めたり人員整理にも人がいるからいくらかかるんだろう…と無粋なことを考えてしまった。

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おわりに

閉苑時間ギリギリだったので清正井は見られませんでした。

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帰りには車用の鉄柵が閉じられてしまいました

庭園である御苑にももちろん入れずでした。

なかなか都心までは行けませんが、いつか必ずゆっくり1日かけて散策させていただきたいです。

相模国一之宮 寒川神社

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寒川神社 御本殿

 

やっと初詣を兼ねて、厄除けに行ってきました。

 

目次

 

寒川神社

参拝したのは、八方除の寒川神社です。

相模国一之宮とされています。

参照先:八方除 寒川神社

 

御神徳

寒川神社に奉られている神様は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比女命(さむかわひめのみこと)の二神で寒川大明神とお呼びしているそうです。

 

なんと、関東地方をご開拓になられ、衣食住など人間生活の根源を開発指導なされた一切の守護神であらせられます。

なかでも八方除の守護神として広く知られ、ご霊験あらたかな神様として信仰されています。

  

「あらせられる」なんて時代劇の世界でしか使わないと思ってました。

こちらをどなたと心得る、ってやつね

 

ご由緒

相模国を始め、関八洲総鎮護の神として古くから朝野の進行が殊に厚く、およそ1500年前、雄略天皇の御代に奉幣のことが記されており、以後ご歴代の奉幣、勅祭が行われたとあります。

醍醐天皇の御代に制定された延喜式では、相模国唯一の大社と定められ、特に名神祭に預かる名神大社に列せられました。

 

皇室からのご尊崇はもちろんのこと、源頼朝・小田原北条氏武田信玄徳川氏といった代々関東近県の名だたる武将達からも信仰を集めた。

 

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神門 迎春ねぶたが飾られている

 

参拝者

地元では『寒川さん』で通っており、初詣はもちろんお宮参り・七五三・厄除けなど人生の節目節目でお世話になっています。

車のナンバーや祈祷の読み上げなどから察するに県外から参拝にくる方も多いようです。

 

《語彙》

一之宮:地域の中で最も格の高い神社のこと

関八洲:ほぼ現在の関東地方を指す

朝野:人の名前ではなく、朝廷も民衆もという意味。今で言う官民

奉幣:天皇から神社にお供え物を献上すること

延喜式:平安中期に醍醐天皇の命によって編さんされた神事や神社の記録

名神延喜式に記された神社のうち特別な祭事を任された神社

 

神嶽山神苑

 

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関東一帯の裏鬼門を守っているとされる神嶽山を中心に、神聖な泉「難波の小池」を拝して石舞台や資料館、茶屋、茶室を施した神苑(庭園)となっています。

開苑期間は、3月上旬から12月上旬までで、冬期は閉苑

また、毎週月曜日は休苑ですが祝祭日の場合は開苑

 

入苑料は無料ですが、入るにはご祈祷を受けた方だけがもらえる入苑券が必要になります。

すなわち、入苑料は3000円以上。

 

今回は閉苑期間中だったので、また春になったら行ってきます。