相模国一之宮 寒川神社
寒川神社 御本殿
やっと初詣を兼ねて、厄除けに行ってきました。
目次
寒川神社
参拝したのは、八方除の寒川神社です。
相模国一之宮とされています。
参照先:八方除 寒川神社
御神徳
寒川神社に奉られている神様は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比女命(さむかわひめのみこと)の二神で寒川大明神とお呼びしているそうです。
なんと、関東地方をご開拓になられ、衣食住など人間生活の根源を開発指導なされた一切の守護神であらせられます。
なかでも八方除の守護神として広く知られ、ご霊験あらたかな神様として信仰されています。
「あらせられる」なんて時代劇の世界でしか使わないと思ってました。
こちらをどなたと心得る、ってやつね
ご由緒
相模国を始め、関八洲総鎮護の神として古くから朝野の進行が殊に厚く、およそ1500年前、雄略天皇の御代に奉幣のことが記されており、以後ご歴代の奉幣、勅祭が行われたとあります。
醍醐天皇の御代に制定された延喜式では、相模国唯一の大社と定められ、特に名神祭に預かる名神大社に列せられました。
皇室からのご尊崇はもちろんのこと、源頼朝・小田原北条氏・武田信玄・徳川氏といった代々関東近県の名だたる武将達からも信仰を集めた。
神門 迎春ねぶたが飾られている
参拝者
地元では『寒川さん』で通っており、初詣はもちろんお宮参り・七五三・厄除けなど人生の節目節目でお世話になっています。
車のナンバーや祈祷の読み上げなどから察するに県外から参拝にくる方も多いようです。
《語彙》
一之宮:地域の中で最も格の高い神社のこと
関八洲:ほぼ現在の関東地方を指す
朝野:人の名前ではなく、朝廷も民衆もという意味。今で言う官民
奉幣:天皇から神社にお供え物を献上すること
延喜式:平安中期に醍醐天皇の命によって編さんされた神事や神社の記録
神嶽山神苑
関東一帯の裏鬼門を守っているとされる神嶽山を中心に、神聖な泉「難波の小池」を拝して石舞台や資料館、茶屋、茶室を施した神苑(庭園)となっています。
開苑期間は、3月上旬から12月上旬までで、冬期は閉苑
また、毎週月曜日は休苑ですが祝祭日の場合は開苑
入苑料は無料ですが、入るにはご祈祷を受けた方だけがもらえる入苑券が必要になります。
すなわち、入苑料は3000円以上。
今回は閉苑期間中だったので、また春になったら行ってきます。